【IELTS】スピーキング7.5を達成する勉強法と試験当日に気を付けたいこと

IELTS

IELTSで対策しにくい分野のひとつスピーキング。オンライン英会話を利用して講師と練習するのもいいですが、その前に自主勉をしておくともっとスコアを伸ばすことができると思います。今回は自主勉でスピーキング7.5を達成した私の勉強法と、試験当日に気を付けたいことをまとめてみました。

スピーキング7.5を達成する勉強法

テスト内容を把握する

IELTSのスピーキングテストは、3つのパートに分かれています。

Part1 名前、どこに住んでいるか、職業について

Part2 お題について1分以上のスピーチ

Part3 Part2に関連した質問

Part1

聞かれる内容がある程度限られているので、職業や専攻についてはすらすらと話せるように準備しておきましょう。Part1においては、一つ一つの質問に長く答える必要はなく、日常会話のようにテンポよく答えればOKです。社会人の場合は、仕事内容や、仕事の日の1日の流れ、またその仕事が好きかというような質問も聞かれると想定して準備しておくのがいいでしょう。

Part1でどこに住んでいるか?はよく聞かれるお題のようで、私は2回ともこの質問をされました。アパート、コンド、家に住んでいるのか、どんな見た目の建物なのか、家から何が見えるのかなどの質問も併せて聞かれました。

Part2

お題が書いた紙を渡され、それについて約2分間のスピーチをします。1分間、話す内容をまとめる時間がもらえます。スピーチをする際、含まなければいけない内容が3つほど書かれているので、1分間で箇条書きにして、言い忘れないようにしましょう。今までIELTSを受けて聞かれたお題は以下のようなもの。

  • 好きな映画は?(どこでいつ見たのか、映画の内容、好きな理由)
  • 友達の背中を押したことはある?(どんな友達か、何について相談されて背中を押してあげたのか、その時の友達の反応は?)

Part3

Part3ではPart2に関連した内容を聞かれます。例えば「好きな映画は?」がPart2のお題だった時は、「映画撮影に莫大な費用が使われていることをどう思うか?」などの質問を受けました。

YouTubeのモックテストを何度も見る

YouTubeにはIELTSに特化したチャンネルがたくさんあり、無料でIELTSに関する知識を学ぶことができます。特にIELTS Dailyというチャンネルは解説がわかりやすくておすすめです。モックテストに参加している人達の英語力も高いので、盗めるワザもたくさんあります。実際の試験に似せたモックテストを事前に見ておけば、スピーキングテストの流れを把握できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

発音矯正アプリエルサでアウトプット

AI音声認識技術で発音やイントネーションを評価し、正しい発音に導いてくれる音声アシスタントアプリです。無料バージョンでもIELTSのスピーキングメニューもあり、Part2でどのように話せばいいのかを知ることができます。表示されるサンプルを声に出して読むためアウトプットの練習になります。この時に自分の音声を録音し、AIの音声認識機能が発音などを判定してくれます。上手く発音できなかった部分は、どのように直せばいいのか具体的なアドバイスをくれるので、先生なしでも正しい発音に近づけることができます。

自分の声を録音する

自分の英語を録音することで、弱点を見つけることができます。特に日本人は一般的に冠詞に弱いので、そのあたりも意識して練習するといいですよ。

シャドーイング

シャドーイングとは、耳から聞いたものをそのまま声にだしていく勉強方法です。シャドーイングで期待できることは主に2つあります。

  1. 発音
  2. 発声(リズムとアクセント)

発音 IELTSスピーキングで7以上を取るには、発音が上手くできていないと厳しいです。ネイティブの発音をまねてシャドーイングをすることで、よりネイティブに近い発音ができるように訓練しましょう。

発声(リズムとアクセント) 英語には流れるようなリズムがあります。また日本語には強いアクセントはなく全体をフラットに話すのに比べ、英語にはアクセント(強弱)が必要です。この英語独特の発声(リズムとアクセント)を攻略できれば、一気にネイティブっぽい英語を話すことができるようになります。

試験当日に気を付けたいこと

なるべくたくさん話す

Part1を除いては、短すぎる回答は避けましょう。Part2は最低でも1分半くらいは話したいところですが、タイマーを見せてもらえるわけではないので、試験管に止められるまで話し続ける心持でいきましょう。初めてIELTSを受験したとき、スピーキングテストで試験管に止められることが多かったので結果が心配でしたが、話過ぎる分にはマイナス要素にはならないと思います。

無言は絶対にNG

無言は絶対にNGです。とはいえ、質問自体がわからなかったり、想定外の質問で答えがすぐに浮かばないということもありますよね。質問がわからない場合は、”Could you rephrase the question, please?”と言い換えてもらいましょう。答えがすぐに浮かばない場合は時間稼ぎのフレーズを使いましょう。無言よりも、英語でコミュニケーションを取るという点で評価されるはずです。

”That’s an interesting question.” (面白い/興味深い質問ですね。)

”I’ve never thought about that.” (そんなこと考えたことありませんでした。)

会話を楽しむ

試験管と1対1での会話は緊張しますよね。ですが、試験管も同じ人間。難しいことを言おうとするより、「伝えること・会話を楽しむこと」に重きをおいた方がいい結果につながるのではないかと思います。

まとめ

「【IELTS】スピーキング7.5を達成する勉強法と試験当日に気を付けたいこと」いかがでしたか?面接官と1対1の会話は緊張してしまいがちですが、コミュニケーションに正解はありません。面接官とお話するというくらいの軽い気持ちと、事前準備で乗り切りましょう♪

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